寒い日だった。日本海側では大雪のところも。
創作に没頭しているときが一番落ち着くので、自主的にアンビエントをつくることにした。実は去年から、少しずつ作りためている。2月、3月のbandcamp fridayでアルバムとして発表する予定。しばらくの間、sound cloudで公開します。
稲葉俊郎さんのWIREDに寄稿されたテキストが印象的だった。稲葉さんは医師であり、ご自身も書籍やイラストを発表するアーティストでもある。去年僕も参加した山形ビエンナーレの芸術監督でもある。
*山形ビエンナーレ参加作品
一番ハッとしたのはここ。
新型コロナウイルスは0.1マイクロメートルしかなく、10のマイナス7乗というミクロの世界である。ウイルスと人間のサイズ感に、どれだけリアリティを感じられるだろうか。10の7乗のサイズは、ちょうど人間と地球の関係と同じくらいになる。つまり、ひとつのウイルスの存在を考えることは、ひとつの地球のことを考えることと同じくらいのサイズ感なのだ。
PCR検査では(検査方法にもよるが)、ウイルスが5つ存在すれば陽性反応が出るという。
想像してみる。地球と同じ大きさの星に生息する人間たち。成層圏の外から巨大な粘着テープの付いた棒をその惑星に突き刺す。その粘着テープに5人以上の人間がくっついていたら、その星は無人ではなく、有人の星... たとえばそんなやり方で、宇宙の星々に人類が生息しているかどうかを調べるのだとしたら... 昨日紹介した「Radio Garden」の丸い世界地図を見ながら、荒唐無稽な想像を巡らす。
緊急事態宣言の発令で、飲食業界の他にもさまざまな影響が。ライブや演劇も中止や延期が出始めている。幸い、僕が予定している1/17(日)のライブは無観客配信なので、問題なく開催できそう。今日はライブの選曲を考えていた。
しばらく寒い日が続くらしい。無理せず、風邪引かないように。
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