起き抜けに頭の中のm.c.H.T.がライムするので書き留めた。 ラップだけはまだやったことがない。やってみるのか、俺?!
というか今、目覚めた頭で読むと恥ずかしい(笑)だから非公開。
春に向けて、ナタリー・ワイズのアルバムをサブスクで配信するための連絡諸々。
同時に、今までapple musicのみで配信されていた「確かな光」を他社からも配信できることになった。
せっかくなので、この機に自分でマスタリングしてみようと思いたち、あれこれ試す。
事務所の倉庫にあったハードディスクから、ハイレゾのマスターを発掘。FireWire400という古い規格のコネクターしかないタイプ。で、FW400-FW800のケーブルからFW800-Thunderboltの変換を経て、Thunderbolt-USB-Cの変換でMACに繋ぐ。ちゃんと読み込むのが凄い。
ハイレゾマスターはいわばCDの原本で、情報量はCDよりも断然多い。今の高性能なプラグインでマスタリングしてみたら、薄皮が剥がれたように新鮮に聞こえた。なかなかいい。あとは、iPhoneやPCのスピーカーで聞いたらどんな感じなのか、明日チェックする。
「確かな光」は2004年発売のアルバム。今調べたらYouTubeが始まったのが2005年、iPhoneの発売は2007年。その2点からも、2004年当時のCD=デジタル環境はまだまだ発展途上だったのがよ~く分かる。感覚的には割と最近なんだけど。
2000年代の20年は、20世紀最後の20年よりはるかに短く感じる。歳をとった影響はもちろんある。同時に、ネットの普及で人類史上初めての処理しきれないくらいの情報の洪水に溺れそうになって、相対的に個人的なことに使える時間が足りなくなったことも理由としては大きいと思う。
古い音源を掘り出して、現代の技術で磨き上げる作業は楽しい。音の遺跡発掘だ。
写真は2004年、ブエノスアイレスで撮影。
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