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2022年11月15日(火)秋のまとめ

9/7(水)「LOVE TOGETHER」配信

高橋幸宏さん50周年と70歳をお祝いすべく、サプライズプレゼントとして制作された曲。作詞・作曲・編曲・プロデュースが高野寛。ゲストヴォーカルに鈴木慶一さん、坂本美雨さん、大貫妙子さん。バンドはベース細野晴臣さん、ドラム大井一彌くん、キーボード堀江博久くん、フリューゲルホーン権藤知彦くん、コーラスにスムースエース&SOTAROくん。スペシャルユニットの名前は幸宏さんの曲のタイトルにオマージュして「Walking to the Beats」。タイトル通り、幸宏さんに深い縁のあるミュージシャンたちからの愛に溢れた壮大な曲になった。録音は七月末、ちなみにこのセッションの直後コロナに罹る。張り詰めてた糸が一旦緩んだからか。アナログ7inchで12/28発売予定





9/18(日)高橋幸宏50周年記念コンサート「LOVE TOGETHER」NHKホール

半年前から準備していた一世一代の大舞台。幸宏さん直々に任命されたバンマスは重責だったが、自分にしかできない仕事だとも感じていた。本番直前になって幸宏さんが体調面から残念ながら出演を断念することになってしまい、ゲストとバンドメンバーでヴォーカルを取ることに。大きな空白を埋めるように、バンド、ゲスト、お客さんも含めその場にいた全員が幸宏さんの復活を想い、結果大きな一体感が生まれたライブになったと思う。ライブ終了後も興奮がずっと冷めやらず。その余韻の中、11月初めまで「LOVE TOGETHER」関連の取材をたくさん受けた。




10/7(金)Bandcamp Friday

9月から3度目の復活を遂げたBandcamp Friday。かいつまんで説明すると、アメリカ発のインディーズ系配信サイト「Bandcamp」がコロナ禍にライブ活動できなくなったミュージシャンを救済するために、毎月第一金曜日に限り決済手数料を除いた売上を100%アーティストサイドに還元するというキャンペーン。(ちなみにBandcampは配信サイトだがサブスクがメインではなく、無料配信や有料ダウンロードなど、発信の仕方はアーティスト自身が選べる。詳しくはnoteのここへ)僕はこのキャンペーンに本当に救われたし、新境地も開拓してきた。今回はエレクトロポップの書き下ろし楽曲「Broken Navigation」をリリース。





10/10(月・祝)ナタリーワイズワンマン「10月の彩天」@吉祥寺キチム

8月初旬に予定していたものの、僕のコロナで延期になってしまった公演。今回も新曲を初披露できた。ナタリーワイズのアルバムはもう少しで完成、来年発表予定。しばし待て。






10/15(土)もみじ市@多摩川河川敷

もう何回も出演させてもらっているマーケットとライブのフリーイベント。久しぶりのリアル開催、そして過去最高レベルの汗ばむほどの好天。久しぶりに味わう開放感をみんなで楽しんで。





10/16(日)原田知世さん40周年記念ライブ@国際フォーラムA

河川敷から一転、大編成のバンドによるゴージャスな記念ライブにゲスト出演。幸宏さん50周年でもご一緒した鈴木慶一さん、そして土岐麻子さんと共に。作詞で参加したアルバム「Fruitful Days」収録曲「邂逅の迷路で」をデュエット。アンコールでのサプライズ演出に知世さんが涙ぐむシーンもあって、とても印象深い暖かなライブだった。





10/22(土)Peter Barakan's LIVE MAGIC・小坂忠トリビュート MAGIC SHOW

毎年開催されているピーターバラカンさん監修のイベント、今年は小坂忠さんの追悼トリビュート。楽屋は相部屋で、待ち時間の雑談も楽しい。アルバム「A-UN」のプロデューサーだった佐橋佳幸さんとDr.Kyonさん、先日NHKホールでも共演したスカパラホーンズ、2001年のTinPanのライブ以来?の久保田麻琴さん、久しぶりの佐藤タイジくん、さかいゆうくんetc etc….なんとこの日も慶一さんと一緒で、フォージョーハーフバージョンで「機関車」を一緒に歌った。全員参加のアンコールの分厚い演奏に、歌いながら酔いしれる。





11/4(金)Bandcamp Friday

BCフライデーアゲイン。今回はエレクトロポップの新曲「Fake Fur Animal」とアンビエントアルバム「Music for Sleeptime」の2作品を。アンビエントの方は特に自分でも気に入ってて、MVもつくってみた。







11/7(月)サウンドストリート22FEST @ 渋谷 La ma ma

80年代に若者に大きな影響を与えたNHK FMの番組「サウンドストリート」。インターネット普及以前は大都市と地方の情報格差が大きく、僕も含め地方都市に暮らす音楽好きにとっては、とても重要なメディアだった。そのサウンドストリートのプロデューサーだった湊剛さんが企画したイベント、ゲストは僕と曽我部恵一くん、奇妙礼太郎くん。湊さんとラジオなどにまつわるトークを交わした後、70年代の名曲カヴァーを2曲、オリジナルを3曲演奏するという趣向。最後に高田渡さんの「コーヒーブルース」を三人でセッションした。





11/8(火)皆既月食

この秋の怒涛の日々が一段落した翌日は、皆既月食だった。月食と同時に天王星の食も観られるのは442年ぶりとのこと。前回は安土桃山時代!東京は雲ひとつない絶好の観測日和。過去二回の月食は天気に恵まれず悔しい思いをしたけれど、今回は心ゆくまで天体の神秘と撮影を堪能。星や月を見上げていると、人間の小ささや地球の孤独を感じる。それがいい。




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